30代男性
仕事はデスクワークで、趣味はマラソンと筋トレ、犬の散歩
普段より走り込みや筋トレにより股関節や下肢に痛みがあり、仕事は長時間デスクワークのため、目の疲れや首肩の痛み、手や前腕部の痛みを訴えている。
先ずは、経絡遠隔治療にて治療。
手の合谷や腕骨や足の陽陵泉などのツボをとり
鍼を打つ。
鍼を手で操作しながら首や肩を、上下に動かしたり回したり動かしてもらうと、だんだんと肩や首も可動域もあがり動かしやすくなり8割ほど痛みが取れてしまった。
残りは局所治療で痛い所に直接針を打つと、
ほとんど痛みはなく楽になった。
残りは股関節と下肢の治療。
普段より走り込みをしており、右の股関節鼠径部のあたりの奥が痛いという。
よく診察触診してみると場所的には、股関節内側の縁で腸骨筋という部位であり、股関節を屈曲にて使い過ぎによる痛みと判断して、2寸の約6cmくらいの少し長めの鍼で直接股関節の内側に鍼を打つ。関連の深い大腰筋にも長い針を打つと、痛みは殆ど取れてしまった。
患者様には、普段よりのツボなど使った、ストレッチや運動指導などメンテナンスをお伝えして終了。
痛みの種類や場所状態より、患部から遠い遠隔治療や直接局所に打つやり方など様々ですが、
痛みが取れてよかったです。
比較的、この様な運動器疾患は、鍼が有効な事が多いので、ぜひお試しを!
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