top of page
執筆者の写真shirouchi

慢性咳喘息の鍼灸治療

38歳男性

26歳頃より慢性咳喘息で悩まされており、花粉症などアレルギーもある。

咳は寒暖差や気圧の変化で出やすい。

手足の冷え、夜間尿、疲労などあり噛み締め、首肩こり、腰痛などもあるが今日は、ここ2、3日で気温が下がり朝晩は冷え込む日が続き、症状が出てきたとのこと。

まだ、咳き込むほどではないが、咳が出そうで出ない喘息特有の呼吸の苦しさがある。


✳︎中医学的診察

脈弱、舌質やや紫暗苔少

今回の治療は、この外感の変化に伴い、気を補い呼吸の力を強める治療を行なった。

メインのツボは、背中は大椎穴、崇高骨穴、定喘穴、肺熱穴などをとる。

表面は、天突穴、膻中穴、巨闕穴、気海穴、尺沢穴、合谷穴、足三里穴、太渓穴など取る。

陽気を補う外関穴などにもお灸も使い、肺腎を補い温陽をかけて、全身気を巡らします。治療後は体も温まりリラックスしている様子。


月2回治療で来院される患者様で、今月は忙しく、次回は11月初旬にお会いできますが、2週間後に、プライベートで岐阜の方に行かれるそうです。風邪ひかないように、お大事にしてください


早稲田はりきゅう院

当院では、東洋医学・中医学に基づいた鍼灸治療を提供します。

中医学の治療では、舌や脈も確認して全身の状態を診て治療します。

お辛い病気や症状の原因は、全身を治療する事で改善する事が多々あります!

難しい病気やなかなか治らない辛い症状も一度ご相談ください。




閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page