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帯状疱疹急性期の鍼灸治療

  • 執筆者の写真: shirouchi
    shirouchi
  • 3月10日
  • 読了時間: 3分

30代女性

1週間前から右胸の下脇から背中の肩甲骨にかけて突然痛みだした。2〜3日で一度緩解したが、昨日夜寝る前に痛みだして夜も2時間ほどしか眠れない。たまらず近医内科に受診して血液検査などしたが特に異常なく原因が分からず、肋間神経痛かもしれないとのことだった。

痛み止めを出してもらったが、あまり効かず、

痛みを何とかしたいため、ホームページより当院を見つけて鍼灸治療を希望して来院された。


とりあえず、原因は分からないが痛みを何とかしようと中医学的診察にて治療を行う。


脈診 脈細数弦

舌診 舌辺紅苔少 舌下静脈怒張

問診の内容から、外傷は特になく痛みの部位も局所でなく広範囲に渡っているため、肋間神経痛も考えにくい。内臓体性反射による痛みなのか。しかし内科で特に異常はなかった。

痛みの感じは鋭い痛みであり何もしていなくても痛い。

皮膚の状態を確認すると、ピンク色に少ないが発疹がある。帯状疱疹初期の場合は、発疹がない事もあるため、やはり帯状疱疹によるヘルペスの可能性が高い。

問診より風邪を引きやすく鼻水も出るとのことだったので、おそらく免疫力低下している時に発症したと考えられる。


痛みは、中医学では不通則痛と言って

「通らざれば即ち痛む」

つまり、滞りがあれば痛みの原因であるということである。ヘルペス(外邪)により右脇部位に気血が滞り痛みを起こしており、刺すような鋭い痛みは瘀血であり舌診からも一致する。

右脇の部位は、経絡では少陽経と厥陰経が合さる部位であるため、手少陽三焦経の支溝穴と気の巡りを良くするため合谷穴を一緒にとる。また足少陽胆経の陽陵泉穴、丘墟穴を取る。そして厥陰肝経の原穴である太衝穴を取り、脇の部位の気血の疏通を行う。

同時に痛み局所の肋骨に沿わせて鍼を打ちパルスで20分治療する。


そうすると、痛みはだいぶ軽減した。

1回目の治療はこれで終わった。


翌日皮膚科に受診したら、やはり帯状疱疹とのことで薬も出された。

治療した日は、睡眠も取れて楽になったとの事。1週間後、来院され痛みは殆ど無くなっていたが、気持ち残っている程度だった。


2回目の治療も同様に治療行い、他の腰痛や眼精疲労の治療も同時に行った。

翌日、確認するとだいぶ痛みは無くなって良くなったとのこと。


帯状疱疹は、早い段階で薬を合わせて治療する事で後遺症になる事も少なく治癒も早い。

痛みも無くなり本当によかった。


当院では、様々な症状や病気も、ご相談受付ております。鍼灸は自己治癒力を高める事で様々な症状に有効です。ご興味ある方は一度ご相談ください。







 
 
 

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