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執筆者の写真shirouchi

不安症の鍼灸治療


30代男性

海外留学生として某大学院研究生をされており、以前から消化器系疾患にて治療してきました。

現在は、以前の様な胃逆流症や喉の違和感である梅核気、腹張やゲップは改善され回復されてますが、ストレスと精神不安から食欲不振で元気がないなど精神的不安感が強くなってきました。交感神経優位ですが、気力の低下が大きいため元気を補うように鍼灸治療しました。


中医学的診察

脈弱尺部沈やや数、舌質暗苔少

肝鬱気滞から中焦不和となり、胃や消化器系に影響して、心肝血は不足するため気血両虚となり心神不寧で、精神的不安症状が強く出ています。

治療方針

補益気血 養心安神

四神総 百会 印堂 内関 神門 労宮

三気海(膻中 中脘 気海)

今回は、気海穴を関元にしてより補腎培元にしました。他、足三里、三陰交、太衝などとります。


治療後は、スッキリした様子で、目に力が出ました。来週北京に1週間行かれるとの事で、次回治療は2週間後です。食欲がでてくれば回復も早いです。お大事にしてください。

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